人生は競争ではなく演奏です~「あまやどり」に込めた想い~

あまやどりへの想い

今日は、私が「あまやどり」を始める理由について、あらためてお話したいと思います。

花はすお話会で出会ったたくさんの想い

私はこれまで、「花はすお話会」を通して、流産や死産、大切なお子さまとのお別れを経験された方々と出会ってきました。

お話会では、たくさんの涙や想いに触れてきました。

「誰にも話せなかった」

「もう何年も経つのに涙が出る」

「周りには分かってもらえない」

そんな声をたくさん聞いてきました。

そして私自身も流産を経験し、悲しみや孤独を感じた一人です。

けれども、当時その経験したのは身内がいない場所。

私はその住んでいた地域で知り合えた人たちといろんな話しをすることで回復しました。

だからこそ、安心して気持ちを話せる場の大切さを知っています。

グリーフケアを必要とする悲しみは死別だけではありません

「グリーフケア」を学び、活動を続ける中で、私はあることに気づきました。

「グリーフケア」が必要とする悲しみは、『死別だけではない』そのことを知っている人が本当に少ない、ということです。

離婚を経験した方。

病気を抱えている方。

親との関係に悩む方。

仕事や将来への不安を抱えている方。


お金で困っている方。

子育てに悩んでいる方。

人はそれぞれに、さまざまな悲しみや喪失を抱えながら生きています。

そして、先ほど伝えた「花はすお話会」で聞いた言葉たちは死別などの悲しい別れ以外でも使えます。


「誰にも話せなかった」

「もう何年も経つのに涙が出る」

「周りには分かってもらえない」

本当は誰かに話したい。

でも話せない。

頑張らなければと思ってしまう。

そんな方がたくさんいることを知りました。

私もそうでした。

心と体はつながっています

私はグリーフケアやアンガーマネジメントを学びながら、あることを感じていました。

それは、心と体はつながっているということです。
悲しいことがあると、肩や首がこわばる。

呼吸が浅くなる。

眠れなくなる。

考えすぎてしまう。

気づけば体も緊張しているのです。

前回に書きましたが、私は離婚をしてから便秘になりました。

最近お会いした友人は子育ての心労で円形脱毛症になっていました。

だから私は、グリーフケアの学びを終え、

花はすお話会の活動を始めたころから

『心』にアプローチするグリーフケアと『体』に自律神経にアプローチするアロマタッチや背骨ゆらし、タッチケアなどを一緒にできないか、と考えていました。

言葉だけでは整理できないことがあります。

そんな時は、まず体をゆるめることも大切です。

心がゆるむと体がゆるみます。

体がゆるむと心も少し軽くなります。

話さなくていいグリーフケア。

私は「心と体の両方から寄り添うグリーフケア」を届けたいと思うようになりました。

あまやどりという名前に込めた願い

そんな想いから生まれたのが「あまやどり」です。

「あまやどり」という名前には、少し特別な意味があります。

人生には雨の日があります。

突然の悲しみ。

思いがけない出来事。

どうしていいか分からない不安。

前に進めない日。

そんな時に無理に頑張らなくてもいい。

少しだけ立ち止まってもいい。

雨宿りをするように、安心して過ごせる場所があったらいい。

そして、雨は人や動物、生きているものすべてが必然的に生きていく上で必要なもの。

また、雨が上がったら、きれいな虹の橋がかかることを私たちは知っています。

そんな願いを込めて「あまやどり」と名付けました。

すべての活動は一本につながっている

実は最近、私自身の活動について改めて考える機会がありました。


グリーフケア。

木育。

アロマ。

絵を描くこと。

FPの学び。

一見するとバラバラに見える活動です。

けれど私の中では、すべてつながっています。

それは、私の人生のモットーとして掲げている

「心と体と自然に向き合い、楽しく生きる」

になるのです。

私は伴走者ではなく伴奏者でありたい

そしてもう一つ、大切な言葉に出会いました。

それは「伴奏」です。
以前、何かの学びの中で「伝える人」になるために
「〇〇の伴走者になりなさい」と言われたことがあります。

けれども、長年私は違和感を覚えていました。

私は走るのではなく誰かと一緒に歩くこと。

寄り添うことをしたい。

最近、自分の振り返りのため「伴走」の文字を打った時、連ねて出てきた文字が「伴奏」でした。

これだ!と思いましたね。

人生は競争ではなく演奏です。
一緒に人生のハーモニーを奏でたい。

速く走ることよりも、自分らしい音を奏でること。
そこに注目することにしました。

私は治す人ではありません

人生には、うまく音が出せない時があります。

悲しみで立ち止まる時があります。

不安で涙で楽譜が前が見えなくなることもあります。


そんな時、私はその方の人生を代わりに生きることはできません。

けれど、その方が自分らしい音を取り戻せるように、

そっと隣でお話を聞き支えることはできます。

私は治す人ではありません。


「治す」なんておこがましくて使えません。

答えを与える人でもありません。


「答え」はあなたの中にあります。


ただそれを引き出すお手伝いはできます。

また、荒れた海をどう進んだらいいか、小さな灯台の光のようなものでもありたい、とも。


あなたが見ようとしないと見えないもの、意識して向き合うことで見えてくるものを選択できるような時間をともにすごしたい。

あなたらしい人生を奏でるために

あまやどりは、流産や死産、死別を経験した方だけの場所ではありません。

離婚や人間関係、子育て、病気、将来への不安など、人生のさまざまな悲しみや悩みを抱えている方にも利用していただきたいと思っています。


話してもいい。

話さなくてもいい。

ただ安心して過ごしていい。

そんな時間を届けたい。

それが、あまやどりです。

最後に

もし今、雨の中を一人で歩いているような気持ちなら、少しだけ立ち寄ってみませんか。

心と体をゆるめながら、あなたらしい人生を取り戻すお手伝いができたらうれしく思います。

この文章との出会いが、
あなたの心の小さな安心につながりますように。


2026年6月
現在、「あまやどり」による対面とZoomもセッションを構築中です。
もう少しお待ちください。