心と体はつながっていますー心身相関

胸に手をあてる女性ー心身相関

悲しいことがあったとき、
涙が止まらなくなったり、
眠れなくなったり、
食欲がなくなったりした経験はありませんか。

私の母は、親しい人が亡くなったときや、
心配事があると、
「眠れなくなる」とよく話しています。

一方で私は、離婚を経験してから、
久しぶりに便秘になり少し太りました。

そして、とても疲れやすくなり、
現実逃避したい気持ちもあったのか、
母とは反対によく眠るようになりました。

このように、
グリーフ(悲しみや喪失)による心と体の反応は、
人によってさまざまです。

実は、心と体は密接につながっていて、
これを「心身相関(しんしんそうかん)」と呼びます。

心の負担が体にあらわれることも


強い悲しみや不安、ストレスを抱えると、
自律神経のバランスが乱れ、
心だけではなく、体にも影響があらわれることがあります。

・眠れない
・疲れが取れない
・肩や背中がこわばる
・涙が止まらない
・呼吸が浅くなる

このような状態は、
「気のせい」ではなく、
体が一生懸命サインを出している状態でもあります。

また、悲しみの中にいると、
自分では体の変化に気づきにくくなることもあります。

だからこそ、
周りの方が「最近眠れているかな」「ちゃんと食べられているかな」と、
そっと気にかけてくれることも大切なのかもしれません。

体の緊張は心にも影響します


また反対に、
体が緊張し続けていると、
気持ちも落ち込みやすくなることがあります。

心理学や心身医学の分野では、
強いストレス状態が続くと、
体が「ずっと危険に備えている状態」になり、
脳も休まらなくなることがあると言われています。

肩や背中に力が入り続けたり、
呼吸が浅くなったり、
眠りが浅くなったりすると、

脳が「まだ安心できない状態なんだ」と感じ、
不安や落ち込み、無気力につながることもあります。

だからこそ、
心だけではなく、
体にもやさしく触れていくことが大切だと感じています。

たとえば、
深呼吸をしてみる、
温かい飲み物をゆっくり飲む、
肩の力を抜くことを意識してみる。

そんな小さなことでも、
「安心していいよ」と体に伝える時間になることがあります。

心と体はつながっているからこそ、
体が少しゆるむことで、
心も少し呼吸しやすくなることがあります。

あまやどりで大切にしたいこと

あまやどりでは、
Zoomでのグリーフケアセッションに加え、
対面でのアロマタッチケアによる体ほぐしや
背骨ゆらしを取り入れながら、
心と体の両方をゆるめていく時間を大切にしていきたいと思っています。

話すことだけではなく、
安心して呼吸できること、
少し力を抜けることも、
大切なグリーフケアのひとつだと思っています。

この文章との出会いが、
あなたの心の小さな安心につながりますように。